ゆっくり臨床開発の日記

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京アニ事件 主治医への称賛

ゆっくり臨床開発

                                                       

 

1霊夢

ゆっくり霊夢です。

 

2魔理沙

ゆっくり魔理沙だぜ。

 

3霊夢

ねえ魔理沙京都アニメーションの事件の判決が出たわね。

 

4魔理沙

そうだな。事件の内容については触れないでおくが、被告を治療した医師が記者会見を開いたので、そちらを紹介するぜ。

 

5霊夢

是非ともお願いします。

 

6ま

それじゃあ、

 

7まれ

ゆっくりしていってね

ゆっくりしていってね

 

8ま

じゃあ、この記事についてだ。

news.yahoo.co.jp

 

京都アニメーション放火殺人事件で死刑判決を言い渡された青葉真司被告の元主治医、
上田敬博医師が25日午後6時から会見を開き、被告を救命した意義について見解を述べました。

「判決そのものに関してはあまり関心をもっていない。司法が決めることですので、第三者的に冷静に受け止めたという感じで驚きもなく、死刑判決が出たんだなという思いです。

一番最初に気にしていたのは、裁判の初日に、彼が一切発言をしない裁判を続けるのではないかと危惧していましたので、彼の言葉で答えたことに関しては、彼の最低限のやるべきことはやったのではないかと感じました。

それと同時に、最後の結審の直前くらいに、そこで自分で謝罪、おわび、そういう気持ちを出そうとしていたと感じた。僕ら医療チームの思い上がりかもしれないですが、
損得なしに彼にぶつかった結果的にそういう発言をしたと思いたい。

世論的にはどうして全力で救命するんだという声も聞かれましたけど、目の前で絶命しかけている人がいれば救うというのが私の職務でありますし、まず彼を救命するのは当たり前、それをやるのは当たり前の職務だと思っていました。

今回の裁判に関しては、どうしてこういう犯罪を犯してしまったのか、奪われなくていい、普通に過ごしていた方が突然命を奪われて、ご家族も悲しませる大きな犯罪を犯してしまった、そこにどういう経緯があったのか、被告自身の問題だけなのか、それを取り巻く社会的な問題があるのか検証するべきではないかと感じます。判決で終わりではなく、犯罪を防ぐことができたか検証して向き合うべきではないかと感じました」

 

とのことだ。

青葉被告だが、事件当時は全身の93パーセントにやけどをおっていた。
上田医師らの懸命な治療により一命を取り留めたんだ。

記事でも触れているが、世論としてどうして、青葉被告を懸命に治療するんだって、風潮もあったんだ。高額な治療費がかかる上に、被告自体には支払い能力もなければ税金か支払われることにもなるって話も出てたし、そもそも、こんな大きな犯罪を犯した奴を助ける必要はあるのか?っていう意見もあった。

当時はいろいろなメディアでも議論も盛んに行われていた。

そんな中、上田医師らはプロフェッショナルに徹して、目の前の命を懸命に救ったんだ。本物のプロフェッショナルと言えるだろう。

それで地裁ではあるが、判決が出たことで、一区切りついたということだな。本当にお疲れ様でした。

 

橋下徹さんも、コメントしてるぜ。

www.nikkansports.com

「まだ一審ですが裁判関係者の皆様に敬意を表します。特にあのまま死なさせず救命した医師団の皆様に」、とつづった。

 

9れ

世間を騒がせた事件の容疑者、(当時)だったんだものね。
極刑になる可能性も高かったでしょうし、周りからもいろいろ言われて大変な中、ひたすら命を救うためだけに徹したのね。かっこいいわ。

 

10ま

橋下徹さん以外にも治療医師団を労い、讃えるコメントが多かった。ただ、そんな中ちょっと違った発言をして、論破された奴が出たんだ。

 

11れ

論破?

 

12ま

そうだ。ひろゆき氏が、筋違いのことを言い出し、我らが米山隆一議員が論破したんだ。

 

13れ

魔理沙は米山議員好きね。

 

14ま

最近、まともなことを言うことが多いし、まともなことを言う時はかなり的確だと思ってるぜ。できれば立憲民主党から離れて別の党に移ってほしいぜ。そしたらもっと応援できるんだけどな。

 

15れ

それでどんなバトルだったの?

 

16ま

こちらの記事だ。X上でのバトルだったみたいだな。

news.yahoo.co.jp

ひろゆき氏は、被害の大きさから判決に理解を示した上で「死刑になるための人を助けた医療関係者の努力を考えると、『死刑だから助けなくていい』という判断があってもいいような、、、」と青葉被告を治療した医療関係者への思いを示した。

これに医師・弁護士の資格を持つ立憲民主党米山隆一氏が反応。Xで、「まず判決が確定するまでは死刑になるかどうか分かりません。判決確定後も、執行までは再審もあり得ます。それ迄は、被疑者・死刑囚としての制限は受けても人権を有し、病気は治療するのが法治国家です。助けない判断はあり得ません。」、と説明し「ネタの可能性を否定しませんが、グロテスクな意見だと思います。」と斬った。

 

17れ

これはひろゆき氏がダメね。医療関係者が死刑なんて決められるわけないし、仮に決められたとしても、医師に目の前の命を見捨てろなんて侮辱じゃない。

 

18ま

そうだな。まさにグロテスクな意見だぜ。さらに記事は続くぜ。ひろゆき氏は、「死刑囚を生かす治療をするのは、『裁判をする為』とか言われますが、生き延びて証言する事で死刑が免れる証言が存在するか?、というと今の裁判官の判断基準では死刑一択だな、、と。」と分析。「生かすなら状況証拠だけで死刑が決まる裁判システムを変えないと意味がないかな、、と。」とつづったが、

米山氏は「これも誤りで、今回問題になった心神喪失が認められれば、今回の案件でも死刑を免れられます。また、実行行為、故意、因果関係、違法性阻却事由の不存在等の認定も必要で、状況証拠だけで死刑は決まりません。」と指摘した。

ここで高須クリニック高須克弥院長も参戦。Xで、「米山先生のおっしゃる通りです。満点です。」とたたえた。「医者は敵でも犯罪者でも目の前に患者がいれば全力で助けるのが使命だと存じます。医道は法律より上位にあると信じている昔かたぎのかっちゃんなう。」と医師としての思いもつづった。

 

19れ

なんか、ひろゆき氏が中途半端な知識で適当なこと言って、米山議員に正しいこと言われてダメ出しされたって感じだったのね。議論にすらなってないわね。

 

20ま

だな。ひろゆき氏は最近キレが悪いな。まあ、そんなことはどうでもいいことだ。

今回の話題は医療と法律。このフィールドで、医師であり、弁護士でもある米山議員に
勝てるわけはないな。

そして、最後の高須院長の言葉が大切だな。医者は敵でも犯罪者でも目の前に患者がいれば全力で助けるのが使命だと存じます。

青葉被告の治療を行った、上田医師を含む医療チームはそれを体現してみせたんだ。
今日はそこを讃えて終わろうと思うぜ。

 

21まれ

最後まで、ご視聴ありがとうございました!

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